年賀状じまいとは?文例や簡単に年賀状を作成するコツなどをご紹介します

年賀状じまいとは?文例や簡単に年賀状を作成するコツなどをご紹介します

年賀状じまいをご存知でしょうか。年賀状じまいとは、年賀状のやり取りを辞退したいことを伝える年賀状のことです。
年齢的に年賀状を出すのが難しいなど、終活を決めた人が行うことが多いようです。

今回は、年賀状じまいの概要や書き方のポイント、文例、年賀状じまいをしなくても簡単に年賀状が作成できるコツをご紹介します。


記事の監修者
中 川  越 〈なかがわ・えつ〉

中川越

プロフィール
1954(昭和29)年 東京品川生まれ。手紙文化研究 、コラムニスト 、イラストレイターとして幅広く活躍。
古今東西、有名無名を問わず、各種手紙に取材し、手紙の在り方、表現の工夫、コミュニケーションの本来について、日々探求を続けている。
中川  越 ホームページ


目次


年賀状じまいとは

年賀状じまいとは、年賀状を辞退することを伝える最後の年賀状のことです。

「終活」という言葉が流行したため、年賀状のやり取りの整理をしようと考える方が増えました。それに従い、年賀状じまいを考えている人も増えたとされています。

近年では、まだ終活世代ではない40~50代の方の年賀状じまいを行う場合もあるようです。
スマホが普及したことにより、いつでも連絡が取れるようになったこともその一因とされています。


年賀状じまいの文例

年賀状じまいをする際には、年賀状や寒中見舞いなどの挨拶状でその旨を伝えます。

「こうしなくてはいけない」という決まりは特にはありませんが、文面によっては相手を傷つけてしまう可能性もあります。
ここでは、相手に失礼ならない年賀状じまいの文例をご紹介します。


20~30代の方向けの文例

<文例①>

あけましておめでとうございます
昨年はお世話になりました
本年もよろしくお願いします

さて勝手ながら本年を最後として
皆さまへの年賀状を
控えさせていただくこととなりました
SNSなどのコミュニケーションを活用し
より密に関係を築ければと思っております

今後も変わらず
SNSでお付き合いいただければ幸いです
IDは以下のとおりです


<文例②>
あけましておめでとうございます
昨年は大変お世話になりました
今年もどうぞよろしくお願いします

さて急なことではありますが
家族と相談した結果
来年からはどなた様とも年賀状でのご挨拶を
控えさせていただくこととなりました

今後はSNSで皆さまへ
近況報告やご挨拶をしますので
お手すきの際にでもご覧ください


年齢を理由に辞める場合

<文例①>

あけましておめでとうございます
○○様におかれましては
お健やかに新年を
迎えられていることと存じます

さて 私も高齢になり文字を書くのが
大変難しくなってまいりました
毎年の年賀状も今年限りで
失礼したいと思います

誠に勝手ではございますが
今後ともよろしくお願い申し上げます


<文例②>

あけましておめでとうございます
昨年は大変お世話になりました

私も今年で還暦を迎え
人生の節目ということで
誠に勝手ながら年賀状による
ご挨拶を本年限りで
最後とさせていただきたく存じます

今後は電話などでご挨拶など
させていただけましたら幸いです
皆さまのご多幸とご健康を
心よりお祈り申し上げます


年賀状じまいをしなくても簡単に年賀状を出せる!

「年賀状じまいを考えているけど、なんだか寂しい気もする」「人付き合いがなくなっていくことに、少し不安な気持ちもある」と感じている人は、手軽に年賀状を作成できるネット印刷サービスがおすすめです。

ネット印刷サービスとは、インターネットから専門業者に依頼して印刷してもらうサービスを指します。
好きなデザインを選び、差出人データなどを入力して注文するだけで完了です。業者によっては、写真などオリジナルの画像を印刷してくれるケースもあります。

さらに、ネット印刷には以下のようなメリットがあるのでご紹介します。

印刷するための機器が必要ない

ネットで注文するだけなので、プリンターやインクなどが不要です。豊富なテンプレートの中から選ぶことができるので、選ぶ楽しみもあります。


作成にかかる時間を節約できる

ネット注文なら、デザインを選んで注文するだけで完了します。 短時間での作成が可能で、数日中に自宅に届けられます。

さらに、年賀ハガキを買いに行く時間と手間も削減できます。また、書き損じなどがないため、「ハガキが足りなくなった」というトラブルを防げます。 「忙しくてなかなか年賀状が作成できない」「体力的に年賀状を作成するのが大変」という方におすすめです。


宛名書きも注文できる

多くのネット印刷サービスでは、裏面だけでなく宛名印刷にも対応しています。両面印刷された年賀状を受け取れるので、時間の節約にもなるでしょう。


投函代行サービスもある

業者によっては、宛名印刷した年賀状を代わりにポストに投函してくれるサービスもあります。投函後に、投函完了メールが届きます。
作成・印刷・投函の手間を一気に節約できるので、とても手軽に年賀状が作成できます。


まとめ

体力的、年齢的に年賀状のやり取りが難しくなり、年賀状じまいを考えている人もいるのではないでしょうか。
年賀状じまいをすれば、年賀状作成の時間や費用を節約できますが、人間関係が希薄になってしまうのではと、心配する人もいると思います。
そんな人におすすめなのが、作成・印刷をしてもらえる業者印刷のサービスです。ネットで注文するだけで、簡単に年賀状を作成できます。




また、投函代行サービスを利用すれば、ポストや郵便局まで年賀状を投函する時間を節約できるでしょう。
年賀状じまいを考えている人は、年賀状じまいの挨拶状を出す前に、簡単に年賀状が作成できる印刷サービスの利用を考えてみてはいかがでしょうか。



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