年賀状で出産報告をするときに押さえておきたいポイント 【相手別・Withコロナ時代をふまえた文例付き】
2024.10.29

年賀状で出産報告を行うとなると、どのように書いたらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
また、年賀状印刷の際は、写真選びにも気を遣いたいところですね。
今回のコラムでは、年賀状で出産報告をするときに押さえておきたいポイント・注意点をはじめ、親戚、上司・先輩、友人など、日頃お世話になっている方に素敵な挨拶ができるよう、送る相手に合わせた書き方や文例をご紹介します。
また、新型コロナウイルスをふまえた文例もご用意したのでぜひご活用ください。
これから年賀状で出産報告をしようと、年賀状作成や年賀状印刷をご検討中であれば、ぜひご覧ください。
目次
- ◇年賀状で出産報告をするときのポイントと注意点
- >年賀状で出産報告をするときのポイント
- >出産報告を行う時期
- >写真
- >記載すべき項目
- >年賀状で出産報告をするときの注意点
- ◇年賀状で出産報告をするときの文例
- >親戚に送る場合
- >上司や先輩など目上の方に送る場合
- >昨年お世話になったお礼を伝えつつ、報告する文例
- >長期の休暇をいただいている点や、出産時に心遣いいただいた点などに触れる文例
- >友人に送る場合
- >親しい友人向けの簡単な報告の例
- >子どもがいない友人に向けた控えめな報告の例
- >出産報告が遅くなり、お詫びの一言を添えたメッセージの例
- >コロナ禍の出産報告の例
- ◇写真入り年賀状で出産報告をするのにおすすめのサービス
- ◇年賀状での出産報告は本来の趣旨を忘れずに
年賀状で出産報告をするときのポイントと注意点
まずは、年賀状で出産報告をする書き方について、ポイントと注意点を見ていきましょう。 出産時期や送る相手との関係性に応じて文面等を変更することが大切です。
年賀状で出産報告をするときのポイント
出産報告を年賀状で行う際のポイントをご紹介します。
出産報告を行う時期
出産報告を年賀状で行うことに問題はありませんが、親しい間柄の親戚や友人、出産祝いをもらった人には、出産後1か月以内を目安に挨拶状やメールで報告するのが一般的です。出産の時期によっては、暑中見舞いや寒中見舞いと兼ねて送るのもよいでしょう。
写真
身内や親しい友人には、赤ちゃんの写真入り年賀状が喜ばれます。直近に撮影し、赤ちゃんがメインになっている写真をチョイスしましょう。他にも、家族写真を一緒に載せたり、生まれてすぐの写真と直近の写真の両方を載せたりするのも赤ちゃんの成長が分かりやすく、おすすめです。
記載すべき項目
出産報告として、赤ちゃんの名前と誕生日(または月齢)を記載します。名前には相手が読み方で困惑することの無いよう、ふりがなを振っておくとより丁寧な印象になります。 赤ちゃんが生まれたときの体重や、身長を記載するのもよいでしょう。
上記に加えて、出産報告のメッセージには、送る相手に合わせて日頃のお礼や、毎日の母子の様子を文章に加えると相手も喜んでくれるでしょう。また、赤ちゃんの名前のみではなく夫婦の名前、正しい住所を書くことも忘れないようにしましょう。掲載する順番は一般的に、パパ、ママ、赤ちゃんの順になります。
年賀状で出産報告をするときの注意点
はがき裏面のデザインには、相手への気遣いを忘れないことが大切です。特に、子どもがいない方や不妊治療中の方など、何らかの事情で赤ちゃんの写真が喜ばれない場合もあるので、元日のご挨拶として失礼のないよう注意しておきましょう。
そのほか、年賀状全般の注意点として、会社の上司や先輩、取引先などビジネス関係の方に対し「写真を使った年賀状」を送ることはマナーに関して厳しい方からすると、失礼と考えられる可能性があるため注意が必要です。
また、目上の方に年賀状を送るときには、4文字以上の賀詞を選びましょう。「賀正」や「迎春」のような2文字以下の言葉は省略形であるため、同僚や友人への年賀状に使用するのは問題ありませんが、目上の方に対しては失礼に当たると考えられています。
そのため、4文字以上の「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などの賀詞を選ぶようにしましょう。
出産後の報告ではなく、これから出産を予定する方(妊娠報告)は、ごく親しい友人や身内だけにとどめておきましょう。万が一のことがあった場合、その事を自分で伝える必要があることと、報告を受けた側にもお祝いを考えなければ、と気を遣わせてしまう可能性があるためです。お知らせする場合は安定期を過ぎてから、添え書きでさりげなく知らせる程度が無難です。
年賀状で出産報告をするときの文例
ここからは、年賀状で出産報告をするときに便利な、送る相手別(親戚、上司・先輩、友人)と新型コロナウイルスをふまえた文例をご紹介します。
親戚に送る場合
あけましておめでとうございます
昨年○月○日に長男〇〇が誕生いたしました
新たな家族が加わりにぎやかなお正月を迎えています
本年もどうぞよろしくお願いいたします
謹んで新年のお慶びを申し上げます
我が家に新しい家族が加わりました
名前は〇〇(ふりがな)
○月○日生まれ、体重〇〇gの元気な女の子です
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください
まだまだ未熟ではございますが
親子ともどもよろしくお願いいたします
上司や先輩など目上の方に送る場合
次に、目上の方に出産報告を年賀状で行う際のポイントをご紹介します。
昨年お世話になったお礼を伝えつつ、報告する文例
謹賀新年
旧年中は大変お世話になりました
わが家では○月○日に新たな家族が仲間入りし
大変にぎやかな新年を過ごしております
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします
謹んで新年のお慶びを申し上げます
旧年中は大変お世話になりました
私事ではございますが昨年○月○日に新しい家族を授かり
賑やかな新年を迎えております
親子ともども本年も何卒よろしくお願いいたします
長期の休暇をいただいている点や、出産時に心遣いいただいた点などに触れる文例
恭賀新年
旧年中は大変お世話になりました
出産に伴い 長期間お休みをいただきありがとうございます
おかげさまで無事○月○日に男の子を出産しました
いましばらくご迷惑をおかけしますが
復帰の際には変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます
ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
謹んで新春のお慶びを申し上げます
昨年は大変お世話になりました
特に出産時には心遣いをいただきありがとうございます
初めての子育てですが夫婦で力を合わせてがんばっております
本年も何卒よろしくお願いいたします
友人に送る場合
続いて、友人に出産報告を年賀状で行う際のポイントをご紹介します。
親しい友人向けの簡単な報告の例
あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
○月に長男が生まれました
近くに来たときにはぜひ遊びに来てください
今年もよろしくお願いいたします
子どもがいない友人に向けた控えめな報告の例
あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
新しい家族ともどもよろしくお願いいたします
出産報告が遅くなり、お詫びの一言を添えたメッセージの例
あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
ご報告が遅れてしまいましたが
昨年○月○日に新しい家族が誕生しました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
コロナ禍の出産報告の例
コロナ禍の中の出産となり不安はありましたが
無事○月○日に長女を出産しました
なかなかお会いすることがままならない状況が続きますが
家族ともども今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします
○月○日に元気な女の子を出産しました
母子ともに元気です
コロナ禍での出産となり皆様には大変温かいお気遣いをいただき
心より感謝申し上げます
新しい家族ともどもよろしくお願いいたします
写真入り年賀状で出産報告をするのにおすすめのサービス
写真入りが一般的な年賀状での出産報告ですが、自身で作成するのは手間に感じる方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが「郵便局のプリントサービス」です。
インターネットで簡単に注文できる「郵便局のプリントサービス」では、年賀状作成から年賀状印刷まで、写真入りの年賀状を一括で注文することができます。注文から発送までの納期は以下となっており、最短2営業日で発送可能!ぜひご利用ください。
◇9月初旬から11月初旬までに申し込みの場合
→11月中旬までに発送
◇11月中旬から翌1月初旬までに申し込みの場合
→受付日から2営業日移行に発送
例年、年内発送の最終申込みは12月27日頃のため、事前確認が必用であることと、はがきの持ち込みができないためご注意ください。写真や文字を掲載する裏面と一緒に、宛名印刷を希望の場合は追加の日数が掛かるため、なるべく早く申込みを済ませておくのがおすすめです。
「写真を入れるタイプ」は、正月らしい干支や手書き調のイラスト、ディズニーキャラクターを使用したものまで多数のテンプレートの中から、オリジナルの年賀状を作ることができます。
注文の仕方は「出産報告」カテゴリの中から気に入ったテンプレートを選び、写真を当てはめるだけです。選んだデザインによって1枚、または複数枚の写真を使用することができます。仕上がりイメージを確認後、決済方法を決めましょう。誰でも簡単に作ることができるので、年賀状で出産報告を行う際はぜひ「郵便局のプリントサービス」をご利用ください。
年賀状での出産報告は本来の趣旨を忘れずに
新しい家族の誕生報告は、誰にとっても喜ばしいものですね。出産報告を兼ねるとなれば、待望の我が子を迎えた喜びなど、相手に伝えたいことがたくさんあるかもしれません。しかし、年賀状本来の趣旨は、日頃の感謝の気持ちを伝え、相手の健康や幸せを祈ることです。
年賀状作成の際には、出産報告だけが目的とならないように十分配慮しつつ、日頃お世話になっている方へ、気遣いが感じられる素敵な一通を届けましょう。