年賀状の販売や受付はいつから? 年賀状の準備を始めよう!

年賀状の販売や受付はいつから? 年賀状の準備を始めよう!

年末年始の風物詩ともいえる年賀状、年末が近づいてから大慌てで年賀状を用意するより、できれば早めに用意しておきたいですよね。
とはいえ、今年の年賀状が手元になければ準備もできません。

今年こそバタバタせずに余裕をもって年賀状の準備をしたい! という方のために、年賀状の販売開始日や年賀状の受付開始日はいつなのかなど、年賀状の準備に役立つ情報を、ご説明していくことにします。また、年賀はがきが発売される前から申し込むことのできる年賀状印刷サービスについての情報もご紹介します。


記事の監修者
中 川  越 〈なかがわ・えつ〉

中川越

プロフィール
1954(昭和29)年 東京品川生まれ。手紙文化研究 、コラムニスト 、イラストレイターとして幅広く活躍。
古今東西、有名無名を問わず、各種手紙に取材し、手紙の在り方、表現の工夫、コミュニケーションの本来について、日々探求を続けている。
中川  越 ホームページ


目次

年賀はがきの販売はいつから

まず、年賀はがきがいつから販売されているのか確認しておきましょう。

年賀はがきの販売日

年賀はがきの販売日は、毎年11月1日からとなっています。2025(令和7)年用年賀はがきも、2024年11月1日から販売開始です。

毎年恒例のディズニー年賀はがきも11月1日から販売されます。

その他にも、1枚につき5円を寄付金として地方自治体などに寄付することができる「寄付金入り年賀はがき」など、さまざまな種類の年賀はがきが販売されます。

年賀状印刷の受付開始日

年賀状印刷については、受付を開始しています。

11月24日までに郵便局のプリントサービスからご注文をしていただければ、11月26日までにはがきが発送されます。印刷サービスについての詳しい説明は後述します。

参考:https://print.shop.post.japanpost.jp/guide/order/5

※こちらのページで、画面中央にある「配送について/納期について」の「納期について」のタブをクリックすると情報が見られます。


年賀状の受付開始(引受開始)はいつから

販売は11月1日からですが、年賀状の受付開始(引受開始)はもう少し後となります。はがきを「年賀状」として出せる期間が決まっているからです。

年賀状の引受開始は12月15日から

年賀状の引受開始は、窓口、ポストともに12月15日からです。

この時期になると街角にある投函口が2つあるポストは、「年賀状」と「その他郵便」と分かれます。年賀状は12月15日以降に「年賀状」と書かれた専用の投函口へ入れましょう。

間違って「その他郵便」に入れてしまった!という場合も、ご安心ください。郵便局では、仕分け作業時に普通郵便と年賀状の混在をチェックしています。元日には間に合わないかもしれませんが、年賀状として期間内に届けられます。

引受開始前に出された年賀状は一般郵便扱い

気をつけるべきなのが、年賀状の引受開始前の12月14日以前に差し出してしまうことです。

年賀状の引き受け開始前に投函すると、一般郵便扱いになってしまい、年内に届いてしまいます。投函のフライングにはくれぐれもご注意ください。


元日に届くためにはいつまでに年賀状を出せばいいのか

元日に年賀状を届けるためには、12月25日までが差し出しの期限となります。

投函するのは郵便局でもコンビニのポストでもOKですが、12月25日の遅い時間になるようであれば、郵便局の窓口に出すのが安全かもしれません。

12月25日の集配終了目安のギリギリの時間にポストに投函した結果、その日のうちに集配されなかったら残念ですよね。その場合、年賀状の配達は、元日ではなく1月3日になります。

年末、12月30日や31日に投函した年賀はがきも同じ県内であれば1月3日に届くので、12月25日に間に合わなくてもあきらめないようにしましょう。


いまから始める年賀状の準備

年賀状の準備自体は、すぐにでも始めておくのが安心です。準備の流れを見てみましょう。

宛名リストを作っておこう

「年賀状を出そう」と思ったら、まずは宛名リストを作成しておきましょう。年賀状ソフトやWordやExcelで住所録を管理している人も多いかもしれません。

引越しや結婚で住所や宛名が変わった人、今年お世話になった人、交流がなかった人など、交友関係の情報整理は意外に時間がかかるので、この作業を早めに済ませておくと後が楽です。

年賀はがきは何枚必要なのか、仕事関係と友人・知人とでデザインを変える場合にはどちらが何枚必要か、など細かなところも把握できます。

自分で印刷をする場合の準備

年賀状を自分で印刷する場合、プリンターの動作やインク残量をあらかじめ確かめておくなど準備は早めにしておきましょう。

年賀状の時期にしかプリンターを使っておらず、いつのまにかインクが出なくなったり、パソコンとの接続がうまくいかなかったりといったこともよくあります。

12月25日間近になってから印刷し始め、年賀ハガキが足りない!インク切れだ!となって慌てないよう、準備は早めが安心です。

年賀状の印刷サービスに依頼する場合の準備

写真プリント、宛名印刷など、年賀状の印刷を外部に頼めるサービスもたくさんあります。例えば郵便局の「郵便局のプリントサービス」もご活用いただけます。500種類以上の中から好きなデザインを選んでいただけば、差出人の氏名や住所を印刷して自宅や指定の場所にお届けします。

ご注文いただけるはがきは、もちろんお年玉付年賀はがきです。便利なカタログもあり、窓口で申し込むことも、WEBで申し込むこともできます。なお、WEBからは24時間いつでも申し込むことができます。

11月11日までに申し込むと年賀状印刷料金が最大30%オフになる早割もあります。

年賀状印刷のほか、喪中はがき印刷、寒中見舞いはがき印刷もでき、オプションで、手軽で便利な「宛名印刷」や、投函まで行ってくれるサービスをつけることもできます。


今年はどんな年賀状にしようか、デザインを考えるのも楽しいですよね。

郵便局のプリントサービスは、自分で作成したデザインデータを入稿し、印刷することもできます。年賀状がいつから販売されるのか、どんなサービスがあるのかなど、年賀状に関する情報を十分把握したうえで、年賀状の準備を進めるようにしましょう。


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