結婚してからの年賀状! 結婚報告から結婚後の年賀状事情まで
2024.07.09

結婚を機に、年賀状について改めてお悩みではないでしょうか。
結婚してから初めて年賀状を出す方、結婚を機に親族や会社の同僚と年賀状のやりとりをしようと考えている方などは、年賀状について、様々な疑問があるかもしれません。
ここでは、結婚報告を兼ねた年賀状の出し方や、夫婦連名での年賀状の書き方、結婚後の年賀状の疑問などにお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
記事の監修者
中 川 越 〈なかがわ・えつ〉
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プロフィール |
目次
- ◆結婚したら年賀状をもっと出してみよう!
- ◆結婚報告を兼ねた年賀状の出し方
- ◆差出人を夫婦連名にした場合の書き方
- ◆結婚後の年賀状に関する疑問集
- ◆親戚はどこまで出す?
- ◆友達への年賀状も夫婦連名?
- ◆夫婦や子供の写真は載せてもいい?
- ・夫婦ともに、相手と面識がある
- ・今後、家族ぐるみで付き合う可能性がある
- ・相手が夫婦連名の年賀状を送ってくる
- ・両親
- ・祖父母
- ・兄弟姉妹
- ・叔父(伯父)・叔母(伯母)
- ・従兄弟/従姉妹
- ・その他、結婚式に招待した(お祝いを頂いた)親戚
結婚したら年賀状をもっと出してみよう!
結婚後は実家から離れ、新しい独立した世帯として、夫と妻の両方の親戚や友人たちとのつながりが出てきます。
そうしたつながりを改めて確認し、大切にするためにも、年賀状を送る範囲を広げるなど、見直してみてはいかがでしょうか。
結婚すると、年賀状は配偶者や子どもを含めた連名で作る人が多いようです。
ただし、結婚後に年賀状を個人名で送っても特に問題というわけではありません。
大事なのは、受け取った相手が違和感を覚えないような書き方であるということです。
相手との関係性によってケースバイケースで判断してください。
結婚報告を兼ねた年賀状の出し方
正式には、結婚報告は転居報告(新住所のお知らせ)も兼ねて、結婚式や入籍の日から1カ月~2カ月以内に出すのがよいとされています。
しかし、最近は年賀状で結婚報告を兼ねることも増えてきました。
ただし、結婚式や入籍日から時間がだいぶ経って年賀状で結婚報告する際は、報告が遅れたお詫びも一言付け加えるとよいでしょう。
なお、会社の上司や大変お世話になっている目上の人などには、年賀状での結婚報告は避けた方がよいかもしれません。
新年の挨拶の「ついで」に結婚報告をしているように見えて、なかには不快に感じる方もいますので、そういった心配がある場合は、結婚報告と年賀状は分けるようにしましょう。
差出人を夫婦連名にした場合の書き方
年賀状の差出人を夫婦連名にするか、個人名にするかは判断に迷うこともあります。
一般的には、
という場合には、夫婦連名の年賀状を出したほうがよいでしょう。
また、仮に上記の条件に合わなくても、結婚後は夫婦連名で出すことが一般的だと考える方もいますので、どちらにするか迷う場合は、夫婦連名の年賀状にしておくと無難です。
連名の場合には、世帯主の姓名をフルネームで書き、配偶者は名前のみを左隣(横書きの場合は下段)に書きます。
なお、夫婦連名の宛名についても同様に世帯主の姓名をフルネームで書き、配偶者は名前のみを左隣(横書きの場合は下段)に書きますが、敬称(「様」)はひとりひとりの名前の下にそれぞれつけるのが正しい礼儀です。
結婚後の年賀状に関する疑問集
結婚してからの年賀状に関連するよくある疑問と回答をまとめました。
結婚後に年賀状を出す際の参考にしてみてください。
親戚はどこまで出す?
結婚すると親戚付き合いが広がり、どこまで年賀状を出すべきか悩む人も多いようですが、
一般的には、
このあたりまでをカバーしておけば問題ないようです。
なお、親戚への年賀状の必要度は、親の世代がそれまでどの程度交流していたかによっても変わってきます。
年賀状を出すべきかどうかわからない親戚については、両親(義両親)に確認してみるのがいいでしょう。
友達への年賀状も夫婦連名?
結婚した友達へ年賀状を出す場合、どちらでも問題はありません宛名を夫婦連名にすべきか、特に友達の配偶者と面識がないと悩むかもしれませんが、この場合は個人名でも連名でも、どちらでも大丈夫です。
相手が連名で年賀状を送ってくるようでしたら、連名の宛名で返したほうがよいでしょう。一方、結婚した側も、個人名でも夫婦連名でも、どちらで出しても問題はありません。
ただし、宛名を書く際に正確に名前がわからないといった場合には、うろ覚えの名前を書くのは避けます。もし間違えたら大変失礼だからです。
確かな個人名だけにして、裏面に「ご主人様(奥様)にもどうぞよろしくお伝えください」と書くほうが無難です。
夫婦や子供の写真は載せてもいい?
年賀状に夫婦や子供の写真があると、近況や成長がよくわかり、親しい人には喜ばれるでしょう。
特に結婚後は、まだ配偶者に会っていない人に、「こんな人と結婚しました」と挨拶代わりにすることもできます。
ただし、人の思いはさまざまで、家族写真がすべての人に喜ばれるわけではありません。年賀状は写真入り・写真なしの2パターンを用意しておき、判断に迷う時は写真なしで送ることをおすすめします。
結婚後は独立した世帯として、親戚をはじめとした周囲とのお付き合いもより重要なものとなってきます。
そうした人間関係を円滑にするため、結婚後の年賀状はより一層大切にしたいものです。
Web上で年賀状作成から印刷まで注文できる、郵便局のプリントサービスなども活用して、印象深い年賀状コミュニケーションをはかるようにしてみてください。