年賀はがきに宛名印刷する方法3選
2024.11.29

年賀はがきの宛名書きや印刷は、付き合いが多くなり枚数が増えると、大変に感じてしまう人も多いのではないでしょうか。 手書きが大変なのはもちろんのこと、プリンターで印刷しようとしても、思うような仕上がりにならないことがよくあります。 ここでは、年賀状を作成するときに便利に使える宛名印刷の方法を3パターンご紹介します。ご自身に合った宛名印刷の方法を探してみてください。
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記事の監修者
中 川 越 〈なかがわ・えつ〉
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目次
ExcelとWordで宛名印刷をする
多くのパソコンに搭載されている、Microsoft OfficeのExcelとWordを使って年賀はがきの宛名印刷をすることができます。
Excelで住所録を作る
行と列で成り立っているExcelは、個別のデータを整理するのに適しています。 特に年賀状では、送付先の配偶者の名前(連名)や、会社宛ての場合の部署名、役職名など様々な情報が必要になりますが、こうした場合もExcelでは管理しやすく便利です。
Excelの住所録で管理する情報には、たとえば以下のような項目が挙げられます。
- 郵便番号
- 住所1
- 住所2(長くなる場合に2つに分ける)
- 会社名(必要であれば)
- 部署名(必要であれば)
- 役職(必要であれば)
- 姓
- 名
- 連名
- 連名呼称
1つの列には、1種類のデータを入力していきます。上記以外に、さらに任意の設定をすることも可能です。
なお、Excelでは、1行には1人分のみのデータを入れるようにした方がよいでしょう。
Wordで差し込み印刷をする
Wordでは、「差し込み印刷」という機能を使って、はがきの宛名を印刷することができます。
Wordを立ち上げたら、「差し込み文書」→「はがき印刷」→「宛名面の作成」を選択し、その後は「はがき宛名印刷ウィザード」の指示に従い、Excelで作成した住所録をWordに取り込んで使用します。
年賀状専用ソフトやグラフィックソフトで宛名印刷をする
WordやExcelを使う方法のほか、無償・有償で提供されている各種ソフトウェアを使って宛名印刷をすることも可能です。
年賀状専用ソフト、宛名印刷ソフト
年賀状専用ソフトや宛名印刷ソフトは、はがき印刷専用に作られているため、使い勝手が良いことがメリットです。
初めて使う方でも感覚的に使用できるものが多くなっています。
WEB上では無料から有料のものまで様々な種類のソフトをダウンロードすることができますし、家電量販店や書店、コンビニなどでも、有料のソフトが各種販売されています。
宛名については、どういった住所録が取り込めるのか(もしくは作成できるのか)、書体はどうか、使いやすさはどうかなどを確認して選んでみるといいでしょう。
年賀状のデザインもソフトで作りたい場合は、好みのデザインのテンプレートが入っている年賀状専用ソフトなどを選びましょう。
グラフィックソフト
グラフィックソフトとは、コンピューター上で画像や図形などを作成・編集するためのソフトウェア全般を指しています。
グラフィックデザイナーなどの職業に従事する人が使うことが多く、代表的なソフトウェアにIllustratorなどがあります。こうしたソフトウェアでも、宛名をデザインして印刷をすることは可能です。
ただし、専門性の高いソフトウェアになるため、慣れていないと操作を覚えるのは大変ですし、グラフィックソフト特有のファイル形式にも慣れる必要があります。
ソフトウェアそのものの価格も、年賀状専用ソフトに比較すると高い傾向にあります。
仕事や趣味などでソフトを使用する予定がなければ、年賀状専用ソフトを利用するほうが、コストの面で安上りになるでしょう。
年賀状の印刷サービスで宛名印刷をする
はがきの印刷を自宅で行おうとすると、意外と設定が面倒で、さらにインクジェット式プリンターを使うと、パソコンの画面上の印象が再現されず、思ったような綺麗な印刷にならないパソコンの画面上の印象が再現されず、もあります。
より手軽に、綺麗な年賀状を作成するには、年賀状の印刷サービスを利用するのもおすすめです。たとえば「郵便局のプリントサービス」であれば、WEB上で年賀状作成から印刷までを一括して注文できます。
イラストや文面など、豊富なデザインのテンプレートの中からお気に入りを選んで編集すれば、見栄えが良く綺麗に印刷された年賀状が簡単に完成します。
既成のテンプレートを選ぶだけでなく、自分の好きな写真や自作のメッセージなどを取り込んでレイアウトできますので、オリジナリティのある年賀状を作成することも可能です。
さらにオプションの宛名印刷を依頼すれば、あとは届いた年賀状をポストに出すだけで完了。また、宛名印刷を注文するとそのまま投函してくれるサービスも無料なので、ぜひ活用してみてください。
「郵便局のプリントサービス」で使用した住所録は、翌年以降の年賀状はもちろんのこと、年賀状以外のさまざまな挨拶状の宛名印刷にも利用できます。
いつも綺麗な年賀状やその他の挨拶状を出せるようになり、面倒な住所録の整理や、宛名書きの作業からも解放され、各種のはがきの作成がずっと楽になります。
年末の忙しい時期に、なるべく手軽に済ませたいのが年賀状の宛名印刷。年賀はがきに宛名印刷するには、パソコンスキルや予算に合わせて、色々な方法が考えられます。
ご自分に合った宛名印刷の方法については、上記を参考にしてみてください。