年賀状はいつから出しても問題ない? 年賀状の受付開始日や投函目安をご紹介
2024.10.24

毎年の恒例行事である年賀状ですが、ふと「いつから出していいのだろう」と、気になった方も多いのではないでしょうか。
実は年賀状を出すのは、早ければ早いほどいいというわけではなく、受付期間が決まっています。
今回は、年賀状はいつから出していいのか、何日を目安に投函すればいいのかなどをご紹介します。
記事の監修者
中 川 越 〈なかがわ・えつ〉
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プロフィール |
目次
年賀状はいつから受け付けている?
郵便局によると年賀状は、例年12月15日から受け付けています。
元日までに届けたい場合は、例年12月25日の各ポスト最終集荷までに出しましょう。
ただし、ポストに投函する場合は、集荷の時間に気を付けましょう。
たとえば、25日の17時にポストに投函しても、そのポストの最終集荷時間が12時だった場合、集荷が26日になってしまいます。
そのため、25日に確実に集荷してもらうためには、ポストの集荷時間までに投函するか、郵便局に直接持ち込むのがおすすめです。
郵便局のプリントサービスでは、年賀状の印刷から投函まで代行してくれるサービスもあります。
投函サービスを利用すれば、自分で年賀状を出しに行かなくても済み、出し忘れも防げます。
年賀状の受付期間と届く時期
年賀状を出す時期 |
年賀状が届く時期 |
12月14日以前 |
通常の配達日数 |
12/15~12/25 |
元日 |
12/26~12/28 |
三が日 |
12/29~1/5 |
松の内 |
年賀状は、年賀ハガキでも12月15日より前に出すと、通常の配達日数で届けられてしまいます。そのため、受付期間前に出すと、年内に届いてしまうので注意が必要です。
また、「余った年賀ハガキを懸賞に使いたい」などのケースもあるでしょう。このように、年賀状ではなく、通常のハガキとして扱ってほしい場合は、切手部分の下にある「年賀」の文字を二重線などで消してから投函しましょう。
年賀状はいつからいつまでに出すのがマナー?
年賀状は元日から松の内(1月7日)までに届くように送るのが一般的です。
松の内とは、門松などの正月飾りを飾る期間のことです。地域によって差があるとされ、一般的に関東は1月7日、関西は1月15日までの地域が多いです。
地域によって差はありますが、1月8日以降に投函した年賀状には消印が押されます。通常、年賀状には消印が押されないため、12月15日~1月7日までに届くようにしましょう。
1月7日以降は寒中見舞いを出そう
年賀状の到着が1月7日以降になる場合は、寒中見舞いを出しましょう。寒中見舞いは松の内(1月7日)が明けてから立春(2月4日)までに送るのが一般的です。
寒中見舞いには、年賀状の出し忘れや喪中の方に年賀状を出してしまったことへのお詫びにも使われます。
自分や相手が喪中の場合は、明るい雰囲気や幸せな言葉などは書かないようにします。喪中に関係ない寒中見舞いの場合は、明るい話題を書いてもよいとされています。
干支や日の出などの年明けや明るさをイメージするものではく、椿や梅、雪など冬をイメージしたものを選びましょう。
年賀ハガキはいつから発売?
年賀ハガキは、郵便局から例年11月1日に発売されます。年賀状は通常1枚85円ですが、寄付金付きのハガキは1枚90円です。
通常の年賀ハガキのほか、デザインハガキなども販売されています。2023年には以下の種類が販売されました。
・無地
無地、インクジェット紙、インクジェット写真用
・ディズニー年賀
インクジェット紙
・絵入り(寄付金付)全国版
1枚につき5円が寄付金となり、社会福祉の増進や青少年の健全育成、地球環境の保全などの事業に役立てられます。
・絵入り(寄付金付)地方版
一部の地域限定で販売される年賀ハガキで、地域の風物などが描かれています。2023年は27種類が販売されました。全国版と同様に、1枚につき5円が寄付金となり、社会福祉の増進や青少年の健全育成、地球環境の保全などの事業に役立てられます。
・広告付年賀ハガキ
広告付年賀ハガキは、一部の地域の限定販売です。企業などの広告が掲載されており、販売価格が1枚につき5円安くなっているのが特徴です。
年賀状の販売場所
年賀状は郵便局のほか、郵便局のネットショップでも購入できます。ネットショップの受付期間は10月下旬から12月23日ごろまでです。
ネットショップで購入する場合は、送料が全国一律720円(税込)かかりますが、5,000円以上購入した場合は送料無料です。
また、以下の場所でも購入できます。
・コンビニ
・スーパー
・家電量販店
・金券ショップ など
ただし、これらの場所は郵便局とは違って、必ず取り扱っているというわけではありません。そのため、近くの店舗で取り扱っているか、早めに確認した方が良いでしょう。
まとめ
年賀状は、毎年12月15日から受け付けを開始しています。元日までに届くように投函したい場合は、12月25日のポストの最終集荷時間までに出すか、郵便局に持ち込みましょう。
12月25日を過ぎてしまうと、元日に届かない可能性が高いので注意が必要です。
また、早めに出しても、通常の配達日数届けられてしまうため、15日以降に投函するようにしましょう。年賀状の受付期間は毎年変わらないため、覚えておくと便利です。