年賀状のサイズってどれくらい? 写真選びや印刷のコツも解説します
2024.07.04

年賀状づくりをするときには、まず年賀ハガキのサイズを最初に把握しておく必要があります。サイズが分かっていないと、デザインや写真が見切れたりする可能性があります。
今回は、年賀状のサイズや印刷のコツなどをご紹介します。
記事の監修者
中 川 越 〈なかがわ・えつ〉
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プロフィール |
目次
年賀状のサイズはどれくらい?
年賀状の一般的なサイズは幅10㎝×高さ14.8㎝です。年賀状作成ソフトの場合、設定する大きさが「㎜(ミリ)」だったり「inch(インチ)」だったりする場合もあります。
それぞれの単位に変換すると以下の大きさになります。
単位 |
大きさ |
ミリ(mm) |
100mm × 148mm |
センチ(cm) |
10.0cm × 14.8cm |
インチ(inch) |
3.94inch × 5.83inch |
年賀ハガキに印刷する場合は、このサイズに設定しましょう。
きれいに印刷できるピクセルサイズとは
きれいに印刷したいのであれば、ピクセルサイズは、300dpi~350dpiほどの解像度がおすすめです。
年賀ハガキのサイズに当てはめると、300dpiの場合は1181px×1748px、350dpiの場合は1378px×2039pxが適切とされています。
年賀状に写真を使うのであれば、1181px×1748px~1378px×2039px以上の解像度の写真を用意しましょう。
画素数に変換すると、300dpiの場合で206万4388画素以上、350dpiの場合で280万9742画素以上のサイズがおすすめです。
最近のスマホのカメラは性能がよいため、1,000万画素を超える写真が撮影できるものも多くあります。
そのため、スマホで撮影した写真でもきれいな年賀状を作ることができます。ただし、スマホの撮影モードによっは、撮った写真のサイズが異なるため、サイズを確認することが大切です。
専門的なソフトがなくても年賀状は作れる!
イラストレーター(Illustrator)やフォトショップ(Photoshop)など、専門的な編集ソフトがなくても、年賀状は作ることができます。
ここでは、パソコンやスマホで年賀状を簡単に作る方法をご紹介します。
年賀状作成ソフトを使う
パソコンがあるなら、年賀状作成ソフトを利用する方法があります。豊富なイラストやデザイン、文字の中から好きなイラストを選ぶだけで年賀状が作れます。
無料で使えるソフトもあるため、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
ワードやペイント
パソコンに無料で入っていることの多い、ワード(Word)やペイント(Paint)で年賀状を作ることもできます。用紙サイズを年賀状と同じサイズに設定し、写真や文字を置いていきます。
自分でデザインする際には、サイズを考えてレイアウトすることが重要です。たとえば、ハガキの上半分に写真を入れ、下半分に文字を入れたい場合、写真サイズはハガキの半分にする必要があります。
全面に写真を使い、その上から文字を入れる方法もあります。その場合、文字を入れる空間がある写真選びが重要です。
また、何枚かの写真を組み合わせる方法もあります。年賀状に使いたい写真が複数ある場合は、バランスを考えて組み合わせるときれいで効果的です。
スマホアプリ
「できるだけ手軽に作成したい」「パソコンが自宅にない」という方は、スマホアプリでの作成がおすすめです。スマホアプリには以下のメリットがあります。
・無料で使えるアプリがある
・手軽に作成が可能
・スマホにデザインを保存できる
・コンビニでも印刷できる
年賀状作成用のスマホアプリは、無料で使えるものも多いです。さらに、スマホで手軽に作成できるようになっているため、作成時間が少ないのがメリットです。
無料のアプリでも、デザインが豊富なアプリも多くリリースされているため、手軽に作りたい方にも向いています。さらに、自宅にプリンターがない場合に、コンビニでも印刷が可能なアプリも多いです。
また、作成したデザインをそのままスマホに保存することも可能なため、画像をメールやSNSで送ることもできます。
年賀状の種類を知ろう
年賀状には「無地」「インクジェット紙」「インクジェット写真用」の種類があります。この中で印刷に適しているのは、インクジェット紙とインクジェット写真用です。
インクジェット紙は、インクジェットプリンターで年賀状を作成したい方向けです。インクジェット写真用は、最も写真の印刷に適しています。
写真を印刷した場合は、インクジェット写真用を使えばきれいに印刷できるでしょう。
プリンターは必要?
家庭用のプリンターの価格相場は 約 6,000円~20,000円
ほどです。ただし、年賀状以外の作成以外に使わない場合は、よく検討する必要があるでしょう。
もし枚数が少ないならば、コンビニで印刷する方法もあります。
まとめ
最近では、プリンターが進化しており、自宅でもきれいな年賀状を印刷できるようになりました。
ワードやペイントなどのソフトの他、年賀状作成ソフトやスマホアプリからでも、簡単に年賀状作成が可能です。
その際には、年賀状のサイズに気を付けて印刷しましょう。
オリジナリティあふれる年賀状を作りたいという方は、年賀状作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。