幼少より書道に携わり、数々の作品制作と仕事を続けてきたお二人の書家。筆文字と親和性の高い年賀状の制作に関り続けてくださり、多くの方に年始のご挨拶が届けられてまいりました。
今回も辰年の2024年に向けて、新たな気持ちで揮毫していただきました作品を年賀状に仕上げました。
辰年もぜひ、「書家の年賀状」を大切な方へお贈りいただけたら幸いです。

書家の年賀状 涼風花
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涼風花(りょうふうか)

日本書道師範・日光観光大使。
7歳から書道を始め中学2年で書道師範資格を取得しペン字師範資格も取得。
220万人以上が受講するユーキャン「実用ボールペン字」を揮毫監修。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」・「麒麟がくる」・「鎌倉殿の13人」などで書道指導、 NHK土曜時代ドラマ 『そろばん侍 風の市兵衛』で題字制作・出演と、各メディアなどでも 広く活躍している。毎日書道展、創玄展など受賞歴も多数。

涼風花のお仕事紹介

「ユーキャン実用ボールペン字講座」全文字揮毫および全体監修

書家の年賀状 武田双龍
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武田双龍(たけだそうりゅう)

1984年熊本生まれ。
3歳より母である武田双葉に師事し、兄に武田双雲・武田双鳳を持つ。
2006年4月に上京し、「ふたばの街書道教室」を主宰、生徒数は300名に達する。
ふたば書道会理事長として運営しながらも、商品ロゴや題字制作など、その活動は多岐に渡る。
YouTube『毎日1美文字』を開設し、書道文化の発展に尽力する。

武田双龍のお仕事紹介

毎月ふたば書道会の手本を作成

涼風花×武田双龍
書家の新春対談PART2

「2023年 書家としての仕事の足跡と揮毫作品への想い」

書家の年賀状競演3年目にして初めて、2023年の新春対談が実現したお二人。 その時お話しされていたご自身の現状や仕事の取り組み、年賀状への想いなど、 1年経った今、改めて振り返っていただきました。はたして心境の変化などあったのでしょうか?

昨年はコロナ禍で初めて実現した対談でしたが、ZOOMでの対談になりましたね。その中でも色々な想いを交換していただきました。初めて直接お会いして、どのように感じられましたか?
武田: 昨年初めてお話しさせていただいて、イメージが変わったんですよ。お会いする前はシュッとしてクールなイメージだったのですが、お話ししたら可愛らしくて、天然で・・・。今回は直にお会いしたら昨年のイメージ通りの感じ、そのままでしたね。
涼: 私も全く同じで、ストイック、「我武者羅」とかを書かれたり、男気強いイメージでしたが、物腰が柔らかくて、たくさん褒めてくださるなあって・・・・笑。今日も実際お会いして、雰囲気もそのままで、非常に落ち着きます。普段はどのように過ごしてらっしゃるんですか?
武田: 相変わらず山登りとか筋トレとか、一人で何か計画を立てて実行するのが好きなんです。山で一人で寝泊まりして、たまには書を書いたりとか。

涼: 山で書を書く・・・やっぱりストイックなんですね!・・・笑
コロナが落ち着きつつありますが、生活や仕事でコロナ禍との違いは感じられましたか? また、2023年は書家としてどのような一年になったと思われますか?
武田: コロナ禍では皆に元気がなかったので、私は外に向かって発信をしてきました。コロナが落ち着きつつある2023年は、皆が外へ出だしたので、逆に自分を見つめ直したり、自分の中にあるものを育てたいって思って、行動していました。SNSも落ち着いてきたと感じていて、これからはリアルを大切にするんだろうなって感じています。例えば、紙の質感、物より事?とか・・・・。それが昨年との違いですかね。
涼: コロナ禍ではマスクで表情が読み取れないから、人との関係が難しくて、元に戻れるのかな?って不安でした。2023年になって人と会えたり、笑顔を見られるようになって安心できるようになってきました。ただ、以前とは変わっているなって感じはあります。書では、以前私は、時間も忘れて書きまくるタイプだったのですが、頑張り過ぎてパンクしそうになっていた・・・って思えてきて、肩の力を抜いて楽しんでも良いのかなって思えるようになってきました。
年賀状の書も時間ギリギリまで何回も書き直していただいて、そこまで真摯に取り組んでいただけることが非常にありがたいことです。
武田: そうだったんですね。失礼な言い方かもしれませんが、以前から涼さんの書を拝見していて、凄くレベルアップしているなって感じていたんですよ。書道のために頑張ってこられる姿を拝見していて、真面目な方だな、と思っていました。
涼: そんな風に思っていただいて、とても嬉しいです!以前はルールに囚われ過ぎて、固くなってしまい、苦しかったのかなって。そういう意味で、2023年は一旦好きなものを探す、色々見てみて、そうすることで直感的でも良いな、って思えるようになりました。
2023年、涼風花さんは辞書を作るような仕事に打ち込んでおられるというお話をされていましたが、そのお仕事はいかがでしたか?
涼: ペン字の仕事だったのですが、大変な仕事でした。書いても書いても納得するまでに時間がかかって、それこそたくさん書いて、肩凝り腰痛、首痛、指タコが出来たり・・・笑。最後の方はロボットのようになりましたが、お陰様で無事終わりました。
武田: ペン字ってある意味で書道家泣かせなんですよね。筆は太さ、細さで表現できるのですが、ペン字は骨組みだけですから難しくて、真面目な涼さんにはかなりのストレスになったと想像できますね。僕は筋トレのようにコツコツと計画通りに進めることが好きなのですが、ほぼストレスを感じることがなくて。
涼: そう言われる双龍さんこそ、計画的に実行するなんてめちゃくちゃ真面目じゃないですか。できなくて落ち込むことはないんですか?

武田: そうですね、こう見えて楽観的なんです。落ち込むことはほぼなくて、できないことはできないって、まあいっか、と常に思うようになっていますね。今できることはここまでかなって。
涼: 結局何枚も書いていても、最初の一枚が良いなって感じられて、枚数じゃないんだなって思うことも少なくないです。書き込めば書き込むほど、カスレや滲みなどに細かくこだわったりして、計算的になっているなって感じて、先ほどお話ししたように、直感を信じてみようかと思うようになったんです。
武田: そうですね。書道って元来苦しいものだと思います。でも、あまりに詳細にこだわってしまうと苦しくなってしまい、書にその苦しさが出てしまうと感じます。ですから、なんとか楽しんで書を書くことを心がけ、楽しい書で皆さんを元気にしたいと思っています。
涼: そういう意味では私もコツコツ何枚も積み重ねていくっていうのが好きなのかもしれません。筋トレと共通するところがありますね。・・・笑。書道って90歳超えても進化していけるもので、経験したのちにそれが蓄積されて表れていく、そこが魅力ですね。なんでも無駄ではないな、と思えます。
ところで双龍さん。かなりストイックに登山に挑戦し、周りの山から富士山をカメラに収めていましたが、「富士山には登ってないんです」と仰ってましたね。その後、富士山に挑戦しましたか?
武田: 2022年には登りました・・・笑。やはり人気があって、たくさんの方が登られていました。初めて登ってみて、私には富士山登山は過酷だと感じられました。でも、登ったことが大切で、登ったからこそまた、周りの山から新たな気持ちで見てみたいと思います・・・笑。
お二人は書かれる時、大切にしていることはどんな事ですか?
涼: 紙を前にした時、なんとなくのイメージがふわっとくるので、そこで書くと新鮮です。ただ、そこで終わりにしないで何枚も書くと色んなアイディアが生まれて、そのアイディアを再現できるまで書いてしまいます。その高揚感は大切にしています。

武田: 僕は計画的に、ここまでとスケジュールを決めて書いています。そうすることで、瞬間的に力を込めて書くっていうことを心がけています。昨年、書に“色気”を求めたいと話しましたが、それもどうしてなのか、どうしたら表現できるのかとか、言語化していきたいという思いが強いです。そういう意味ではロジカルな考え方なんだと思います。
今回揮毫していただいた文字について、お二人の個性が引き立っているな、って感じます。それぞれの揮毫に関する想いはどんなものがありますか?
武田: 「卯」の時は長い耳を意識して可愛いらしく書きましたが、「龍」は双龍の一文字でもあり、自分でも思いがあって、猛々しくというイメージと、動きや体のしなやかさを表現したくて、二本の筆を使って、大きな紙に直感的に書きました。そのパワーが少しでも年賀状でも伝わっていただけると嬉しいです。
涼: 私は柔らかい筆で書いたのですが、滲みが出たり輪郭が柔らかくなるので、強さとか勢いも出るように心がけました。その時のテンションがすごく大事ですね。

武田: そうですね。柔らかい筆は難しいと思っているのですが、涼さんの字は柔らかい中に芯があったり、柔らかい筆圧だったり、強弱や清濁が表現できてるし、柔らかい筆を使いこなしている良い字だなと思います。私が思う“巧稚”が表現できていて、一文字一文字に巧みさと稚拙が入り混じっていて、とてもバランスがいいと思います。
涼: ありがとうございます。黒と白のバランスとか、筆を動かすスピード感で滲みやカスレが考え通りに表現できた時は最高ですね。普段は天然だと言われますが、筆を持つと瞬時に考えて書いていくという、双龍さんが最初にイメージされていたクールな面はその時はあるかもしれませんね・・・笑。
最後にお聞きします。2024年に向けてはどのようなことを考えていらっしゃいますか?
武田: 2023年は力を貯める時期と捉えていて、毎年実施していた展覧会を開催しなかったのですが、2024年はまた、展覧会を再開したいと思います。成長していく自分を表現して、皆さんにお見せすることで元気や勇気を持っていただけたらいいな、と思っています。何よりも書が楽しいと思っていただきたいなという気持ちです。

涼: コロナ禍で力を抜く事を覚えてしまったので、2023年はゆる〜く、好きに書いていました。私にとってコロナ禍は、これからの書道家人生に大きな影響があったと感じます。力の抜けた今だから、2024年は十数年振りに個展ができるかな、なんて思っています。

同世代のお二人の書道家。武田さんが17年、涼さんが13年のキャリアの中で色々な経験をされており、 その時期の書が表現されている。お二人とも個性的で、相反する部分もありつつ、求めるところが共通していることが感じ取れました。 長らく年賀状の書を書いていただいていて、同じ舞台で紹介させていただいていることを、本当にありがたく感じられる対談でした。
2024年は、お二人の展示会が開催されるよう、期待しております。

涼風花×武田双龍
書家の新春対談PART2

「2023年 書家としての仕事の足跡と揮毫作品への想い」

書家の年賀状競演3年目にして初めて、2023年の新春対談が実現したお二人。 その時お話しされていたご自身の現状や仕事の取り組み、年賀状への想いなど、 1年経った今、改めて振り返っていただきました。はたして心境の変化などあったのでしょうか?

昨年はコロナ禍で初めて実現した対談でしたが、ZOOMでの対談になりましたね。その中でも色々な想いを交換していただきました。初めて直接お会いして、どのように感じられましたか?
武田: 昨年初めてお話しさせていただいて、イメージが変わったんですよ。お会いする前はシュッとしてクールなイメージだったのですが、お話ししたら可愛らしくて、天然で・・・。今回は直にお会いしたら昨年のイメージ通りの感じ、そのままでしたね。

涼: 私も全く同じで、ストイック、「我武者羅」とかを書かれたり、男気強いイメージでしたが、物腰が柔らかくて、たくさん褒めてくださるなあって・・・・笑。今日も実際お会いして、雰囲気もそのままで、非常に落ち着きます。普段はどのように過ごしてらっしゃるんですか?

武田: 相変わらず山登りとか筋トレとか、一人で何か計画を立てて実行するのが好きなんです。山で一人で寝泊まりして、たまには書を書いたりとか。

涼: 山で書を書く・・・やっぱりストイックなんですね!・・・笑
コロナが落ち着きつつありますが、生活や仕事でコロナ禍との違いは感じられましたか? また、2023年は書家としてどのような一年になったと思われますか?
武田: コロナ禍では皆に元気がなかったので、私は外に向かって発信をしてきました。コロナが落ち着きつつある2023年は、皆が外へ出だしたので、逆に自分を見つめ直したり、自分の中にあるものを育てたいって思って、行動していました。SNSも落ち着いてきたと感じていて、これからはリアルを大切にするんだろうなって感じています。例えば、紙の質感、物より事?とか・・・・。それが昨年との違いですかね。

涼: コロナ禍ではマスクで表情が読み取れないから、人との関係が難しくて、元に戻れるのかな?って不安でした。2023年になって人と会えたり、笑顔を見られるようになって安心できるようになってきました。ただ、以前とは変わっているなって感じはあります。書では、以前私は、時間も忘れて書きまくるタイプだったのですが、頑張り過ぎてパンクしそうになっていた・・・って思えてきて、肩の力を抜いて楽しんでも良いのかなって思えるようになってきました。
年賀状の書も時間ギリギリまで何回も書き直していただいて、そこまで真摯に取り組んでいただけることが非常にありがたいことです。
武田: そうだったんですね。失礼な言い方かもしれませんが、以前から涼さんの書を拝見していて、凄くレベルアップしているなって感じていたんですよ。書道のために頑張ってこられる姿を拝見していて、真面目な方だな、と思っていました。

涼: そんな風に思っていただいて、とても嬉しいです!以前はルールに囚われ過ぎて、固くなってしまい、苦しかったのかなって。そういう意味で、2023年は一旦好きなものを探す、色々見てみて、そうすることで直感的でも良いな、って思えるようになりました。
2023年、涼風花さんは辞書を作るような仕事に打ち込んでおられるというお話をされていましたが、そのお仕事はいかがでしたか?
涼: ペン字の仕事だったのですが、大変な仕事でした。書いても書いても納得するまでに時間がかかって、それこそたくさん書いて、肩凝り腰痛、首痛、指タコが出来たり・・・笑。最後の方はロボットのようになりましたが、お陰様で無事終わりました。
武田: ペン字ってある意味で書道家泣かせなんですよね。筆は太さ、細さで表現できるのですが、ペン字は骨組みだけですから難しくて、真面目な涼さんにはかなりのストレスになったと想像できますね。僕は筋トレのようにコツコツと計画通りに進めることが好きなのですが、ほぼストレスを感じることがなくて。

涼: そう言われる双龍さんこそ、計画的に実行するなんてめちゃくちゃ真面目じゃないですか。できなくて落ち込むことはないんですか?
武田: そうですね、こう見えて楽観的なんです。落ち込むことはほぼなくて、できないことはできないって、まあいっか、と常に思うようになっていますね。今できることはここまでかなって。

涼: 結局何枚も書いていても、最初の一枚が良いなって感じられて、枚数じゃないんだなって思うことも少なくないです。書き込めば書き込むほど、カスレや滲みなどに細かくこだわったりして、計算的になっているなって感じて、先ほどお話ししたように、直感を信じてみようかと思うようになったんです。

武田: そうですね。書道って元来苦しいものだと思います。でも、あまりに詳細にこだわってしまうと苦しくなってしまい、書にその苦しさが出てしまうと感じます。ですから、なんとか楽しんで書を書くことを心がけ、楽しい書で皆さんを元気にしたいと思っています。

涼: そういう意味では私もコツコツ何枚も積み重ねていくっていうのが好きなのかもしれません。筋トレと共通するところがありますね。・・・笑。書道って90歳超えても進化していけるもので、経験したのちにそれが蓄積されて表れていく、そこが魅力ですね。なんでも無駄ではないな、と思えます。
ところで双龍さん。かなりストイックに登山に挑戦し、周りの山から富士山をカメラに収めていましたが、「富士山には登ってないんです」と仰ってましたね。その後、富士山に挑戦しましたか?
武田: 2022年には登りました・・・笑。やはり人気があって、たくさんの方が登られていました。初めて登ってみて、私には富士山登山は過酷だと感じられました。でも、登ったことが大切で、登ったからこそまた、周りの山から新たな気持ちで見てみたいと思います・・・笑。
お二人は書かれる時、大切にしていることはどんな事ですか?
涼: 紙を前にした時、なんとなくのイメージがふわっとくるので、そこで書くと新鮮です。ただ、そこで終わりにしないで何枚も書くと色んなアイディアが生まれて、そのアイディアを再現できるまで書いてしまいます。その高揚感は大切にしています。

武田: 僕は計画的に、ここまでとスケジュールを決めて書いています。そうすることで、瞬間的に力を込めて書くっていうことを心がけています。昨年、書に“色気”を求めたいと話しましたが、それもどうしてなのか、どうしたら表現できるのかとか、言語化していきたいという思いが強いです。そういう意味ではロジカルな考え方なんだと思います。
今回揮毫していただいた文字について、お二人の個性が引き立っているな、って感じます。それぞれの揮毫に関する想いはどんなものがありますか?
武田: 「卯」の時は長い耳を意識して可愛いらしく書きましたが、「龍」は双龍の一文字でもあり、自分でも思いがあって、猛々しくというイメージと、動きや体のしなやかさを表現したくて、二本の筆を使って、大きな紙に直感的に書きました。そのパワーが少しでも年賀状でも伝わっていただけると嬉しいです。

涼: 私は柔らかい筆で書いたのですが、滲みが出たり輪郭が柔らかくなるので、強さとか勢いも出るように心がけました。その時のテンションがすごく大事ですね。

武田: そうですね。柔らかい筆は難しいと思っているのですが、涼さんの字は柔らかい中に芯があったり、柔らかい筆圧だったり、強弱や清濁が表現できてるし、柔らかい筆を使いこなしている良い字だなと思います。私が思う“巧稚”が表現できていて、一文字一文字に巧みさと稚拙が入り混じっていて、とてもバランスがいいと思います。

涼: ありがとうございます。黒と白のバランスとか、筆を動かすスピード感で滲みやカスレが考え通りに表現できた時は最高ですね。普段は天然だと言われますが、筆を持つと瞬時に考えて書いていくという、双龍さんが最初にイメージされていたクールな面はその時はあるかもしれませんね・・・笑。
最後にお聞きします。2024年に向けてはどのようなことを考えていらっしゃいますか?
武田: 2023年は力を貯める時期と捉えていて、毎年実施していた展覧会を開催しなかったのですが、2024年はまた、展覧会を再開したいと思います。成長していく自分を表現して、皆さんにお見せすることで元気や勇気を持っていただけたらいいな、と思っています。何よりも書が楽しいと思っていただきたいなという気持ちです。

涼: コロナ禍で力を抜く事を覚えてしまったので、2023年はゆる〜く、好きに書いていました。私にとってコロナ禍は、これからの書道家人生に大きな影響があったと感じます。力の抜けた今だから、2024年は十数年振りに個展ができるかな、なんて思っています。

同世代のお二人の書道家。武田さんが17年、涼さんが13年のキャリアの中で色々な経験をされており、 その時期の書が表現されている。お二人とも個性的で、相反する部分もありつつ、求めるところが共通していることが感じ取れました。 長らく年賀状の書を書いていただいていて、同じ舞台で紹介させていただいていることを、本当にありがたく感じられる対談でした。
2024年は、お二人の展示会が開催されるよう、期待しております。