名刺印刷は自宅のプリンターでもできる!自宅で印刷する方法をご紹介
2024.10.15

仕事や副業、趣味など、名刺はさまざまな場面で必要とされるアイテムです。
実は名刺は、プリンターがあれば自宅でも作成することができます。自宅で印刷すれば、コストも大幅に削減できるでしょう。
今回は、名刺印刷をプリンターで行う方法についてご紹介します。
記事の監修者
中 川 越 〈なかがわ・えつ〉
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目次
プリンターの選び方
プリンターを使って自分で印刷したい場合、名刺サイズの印刷ができるかどうか確認しましょう。一般的な名刺サイズは「91×55㎜」です。このサイズの用紙が利用可能であれば、名刺印刷が可能なプリンターということになります。
また、名刺用紙は、A4の用紙に名刺10枚程度を割り付けしたものもあります。A4の名刺用紙を使う場合は、A4用紙に対応したプリンターを選べば問題ありません。
ただし、自動給紙システム付きのプリンターの場合、給紙される時に名刺用紙が折れ曲がる可能性があります。印刷ミスを防ぎたいのであれば、手差しができるプリンターを選ぶのがおすすめです。
印刷方法で選ぶ
プリンターは大きく分けて「レーザープリンター」と「インクジェットプリンター」があります。
・レーザープリンター
レーザープリンターは、主に業務用として使われているプリンターです。樹脂の粉を熱で溶かして紙に印刷します。
粉を文字の形にする際に、OPCというローラーにレーザー光線で模試を書くため、レーザープリンターと呼ばれています。
インクジェットプリンターよりもインク代が安く、印刷速度が速いのが特徴です。
ただし、レーザープリンターは本体が比較的高く、普通紙にも印刷できまずか、印刷精度を高めるには、専用の用紙が必要になります。
頻繁に印刷作業をする方におすすめのプリンターということができます。
・インクジェットプリンター
家庭用として一般的に販売されているのが、インクジェットプリンターです。
液体のインクを用いて印刷します。インクの吹き出し口からインクを紙に噴射することで、文字や写真が印刷できます。
レーザープリンターよりもインク代が割高になりますが、本体価格はレーザープリンターより比較的安価です。
また名刺印刷に対応している機種も多いことから、家庭用であればインクジェットプリンターの方がおすすめといえます。
名刺の用紙の選び方
名刺を印刷する用紙には、さまざまな種類があります。まずは紙の厚みで選びましょう。紙の厚みは大きく分けて以下の3種類です。
・標準(0.20㎜未満)
・厚口(0.20~0.25㎜)
・厚口~特厚口(0.25㎜以上)
オーソドックスな名刺なら「標準」の厚みで充分です。より高級感のある名刺を作りたいのであれば、厚口~特厚口がおすすめです。
ただし、厚口・特厚口は、インクジェットプリンター専用で、レーザープリンターには対応しない場合があるので注意しましょう。
また、紙質もチェックしましょう。たとえば、写真を名刺に印刷する場合、フォト光沢紙やフォト印画紙などを使えば、写真が鮮やかに再現されます。
文字が中心の場合は、上質紙を使うのが無難です。白ではなく、薄いピンクやグリーンなどの色付きの上質紙も販売されています。
個性的な名刺を作りたい場合は、和紙やクラフト紙、メタリック加工、透明フィルムなどの用紙もおすすめです。
ただし、使用したい用紙がプリンターに対応しているか確認しましょう。
名刺の作り方
自宅で名刺を作るには、専門のデザインソフトを使うほか、フリーソフトやスマホアプリを使う方法があります。
ここでは、基本的な自宅での名刺印刷方法をご紹介します。
【必要な道具】
・パソコン(またはスマホアプリ)
・プリンター
・印刷用紙
【作り方】
名刺の作り方には複数の方法があります。パソコンを使う場合は、専門のデザインソフト、フリーソフト、Wordなどの方法があるので、自分に合った方法を選びましょう。また、スマホの名刺作成用アプリを使う方法もあります。
1.専門のデザインソフトを使う
Photoshopなど専用のデザインソフトを使ってデザインする方法です。こだわったデザインを作りたい方におすすめです。
2.フリーソフト
無料で使える作成ソフトです。無料ですが、テンプレートが使えるので、デザインに詳しくない方でも作りやすいでしょう。
用紙メーカーが出しているフリーソフトを選び、そのメーカーの用紙を選べば、印刷ズレを防ぐことができます。
カット線が付いているA4タイプの場合、カット線の位置がメーカーごとに異なります。
そのため、一般的なフリーソフトを使用すると、印刷ズレが発生する可能性があります。
たとえば、以下の用紙メーカーがフリーソフトを提供しています。
メーカー名 |
ソフト名 |
エーワン |
ラベル屋さん |
コクヨ |
合わせ名人 |
エレコム |
らくちんプリント3.0 |
3.Word
Wordの「ラベル」機能を使う方法です。ラベル用紙の種類を複数選ぶことができます。
文字だけでなく、画像を挿入したり、好みの色で装飾したりすることで、より個性的なデザインの名刺を作ることができます。
4.スマホアプリ
スマホアプリを使って作る方法です。
テンプレートがあるので、好きなデザインを選んでテキストを入力すれば、簡単に名刺が作れます。
最近では、スマホアプリに対応しているプリンターも多いので、印刷も簡単です。
時間を節約したい方はインターネット注文もおすすめ
プリンターを使って作る方法は、コストを大幅に削減できます。
しかし、名刺のデザインや制作、印刷の時間をなかなか取れないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、インターネットから業者に注文する方法がおすすめです。好きなデザインと枚数を選んで注文すれば、後は自宅に届くのを待つだけです。
注文する枚数が多ければ、自宅で印刷するよりも、コストを下げられる可能性があります。時間や手間を節約したい人は、インターネット注文も考えてみてはいかがでしょうか。
また、特殊な加工を施した個性的な名刺を作りたい場合も、業者に注文することをおすすめします。
まとめ
名刺印刷は自宅のプリンターでも簡単に行うことができます。
こだわったデザインの名刺を作りたい方や少ない枚数だけ印刷したい方にはおすすめです。
ただし、100枚以上など、大量に印刷したい場合は、業者に依頼した方がコストを抑えられる可能性があります。
また、制作や印刷にかかる時間も節約できるため、業者に注文することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
