年賀状を作りたいのにプリンターで印刷できない! 原因は何?

ご自宅に家庭用プリンターを備えていると、とても便利です。
しかし精密機械であるプリンターは、ある日突然動かなくなったり、いつも通りの印刷ができなくなったりすることもあります。
よりによって年賀状作りのタイミングでプリンターがトラブルを起こすと、とても焦ってしまいますよね。
プリンターで印刷ができない原因は、意外なところにあるケースも多いものです。
年賀状印刷のプリンタートラブルの際は、この記事を参考にしてみてください。
プリンターで印刷できない原因
プリンターで印刷ができない主な原因は、大きく分けて「パソコンの設定」「パソコンとプリンターの接続」「プリンター本体の問題」の3つに分けられます。
原因その1:パソコンの設定に問題がある
パソコン設定上で多いエラーとしては、 プリンターがオフラインになっている 通常使うプリンターが別のものに設定されている OSにプリンタードライバーが対応していないなどが考えられます。
原因その2:パソコンとプリンターの接続に問題がある
パソコンとプリンターは有線(ケーブル)、無線(Wi-FiやBluetooth)などで接続されていますが、その接続に何らかの問題が発生していることがあります。
原因その3:プリンター本体に問題がある
プリンター本体側のエラーは、
・プリンターの電源が入っていない
・インク残量が少ない
・インクが目詰まりしている
・プリンターに紙詰まりがある
など、色々なケースがあります。
これらは、パソコン上またはプリンター機器に表示されるエラー内容を確認するようにしましょう。
プリンターで印刷できない際に確認すること
プリンターで印刷できない時に考えられるトラブルの状態と、それに該当するときの対処法を説明します。
確認事項その1:プリンターの電源が入っているか
基本的なことですが、意外な盲点です。
プリンターの電源スイッチが入っているか、コンセントが抜けていないかなど確認して、挿し直すなどしてください。
確認事項その2:プリンターが「オフライン」になっていないか
パソコン設定上で特に多いエラーは、「プリンターをオフラインにする」という項目にチェックが入っているというものです。
デバイス設定の「プリンターとスキャナー」からキューを開いて確認し、この状態になっている時はチェックを外してください。
確認事項その3:OSとプリンタードライバーが対応しているか
最近、OSをアップデートなどした場合は、プリンタードライバーが対応しなくなることもあります。
また逆に、プリンターを新しく購入した場合などに、パソコンのOSが古いままだと対応しないケースもあります。
こちらは、OSに適したドライバが提供されていれば、ドライバを再インストールすることで解決できます。
確認事項その4:パソコンとプリンターが接続されているか(有線・無線)
有線でパソコンとプリンターをつないでいる場合は、ケーブルがきちんと接続されていないことがあります。
ケーブルがきちんと接続されていてもつながらないときは、ケーブルが劣化していることもあります。ケーブルの劣化が原因の場合、ケーブルを新しいものに替えることで、問題を解決できます。
また無線でプリンターを使用している際は、Wi-Fiルーターの電源が入っていないことや、接続不良が考えられます。
ルーターの電源を確認し、再起動しても直らないときは、ルーター自体の修理や買い替えが必要な場合もあります。
確認事項その5:印刷したいプリンターが選ばれているか(他のプリンターになっていないか)
「通常使うプリンター」が別のものに設定されているケースがあります。
この場合も、デバイス設定の「プリンターとスキャナー」から、使いたいプリンターを「通常使うプリンター」に指示し直しましょう。
確認事項その6:中断された印刷ジョブが残っていないか
プリンターは、先のジョブから順番に印刷しようとしますので、以前に中断されたジョブが残っているといつまでも印刷が進みません。
デバイス設定からプリンターのキューを確認し、以前の印刷ジョブが残っている場合は、ジョブを削除してから新しい印刷に進めましょう。
確認事項その7:インクの残量はあるか
プリンターやパソコンにインクの残量が少ないという表示が出た場合は、必要なインクを補充します。
カラープリンターの場合、カラーインクが切れていると、白黒印刷もできなくなります。必ず全色のインクを補充しておきましょう。
確認事項その8:用紙が詰まっていないか
用紙が詰まると、プリンターやパソコンにその旨の表示が出ます。指示に従い、詰まった用紙を取り除きましょう。
また、紙片がプリンター内に残ってしまっても、用紙詰まりの表示が出ることがありますので、小さい紙片も見逃さないようにします。
プリンターの代わりに郵便局のプリントサービスもおすすめ
ネット印刷サービスの中には、年賀状の印刷・宛名作成・投函まで行ってくれるサービスがあります。投函サービスを利用すれば、自分で年賀状を出しに行かなくても済み、出し忘れも防げます。
プリンターは思わぬエラーが発生することもありますし、インクジェット式のプリンターでは、思ったような発色にならない場合もあります。
また、本体やインクの買い替えなども意外に費用がかさんでしまいがちです。年賀状を自宅で印刷することができない場合、あるいは、思い通りの印刷ができない場合などは、郵便局のプリントサービスの利用もご検討してみてはいかがでしょうか。
郵便局のプリントサービスは、豊富なデザインから選べる年賀状作成から印刷までの注文が、すべてWEB上で完了します。
印刷はプロにお任せなので、面倒な作業は一切不要。
確実に綺麗な印刷の年賀状が作成できて、納期は注文後最短で2営業日以降でお手元に届きます。
オプションで宛名印刷まで注文すれば(納期は+3営業日)、あとは投函するだけの手軽さで、無料の投函サービスも利用することができます。忙しい年末には、こうした印刷サービスのご利用もおすすめです。
年賀状のデザインが決まり、あとは印刷するだけ、という段階でプリンターがエラーにエラーが起きると、がっかりしてしまいますよね。もしプリンターで起こりがちな印刷できないトラブルが発生したときは、ぜひ上記を参考にしてみてください。
記事の監修者

1954(昭和29)年 東京品川生まれ。手紙文化研究 、コラムニスト 、イラストレイターとして幅広く活躍。
古今東西、有名無名を問わず、各種手紙に取材し、手紙の在り方、表現の工夫、コミュニケーションの本来について、日々探求を続けている。